なでしこジャパンがオランダを下し8強入り、サッカー女子W杯 [スポーツ]
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKBN0P400020150624#2より引用
23日(日本時間24日)にカナダのバンクーバーで行われた、
サッカー女子W杯カナダ大会の決勝トーナメント1回戦で、
2連覇を狙う日本代表の「なでしこジャパン」は、
オランダを2-1で下して、2大会連続3度目の8強入りを決めました。
前半10分にDF有吉佐織(27)の代表初ゴールで先制。
後半33分にはMF阪口夢穂(27)が追加点を入れました。
27日(同28日)に行われる準々決勝ではオーストラリアと対戦の予定です。
この日、佐々木則夫監督はレジェンド澤を休ませて、GKに海堀を投入しました。
2トップには初めての組み合わせとなるFW大儀見と大野を採用して、
MF川澄を先発させました。
左からの攻撃だけでなく、右サイドからの攻撃も意識した配置です。
この作戦は見事に当り、前半10分に日本が先制しました。
左サイドから持ち上がったMF宮間が、ゴール前へ絶好のクロスを通しました。
すると中央で待っていた大儀見が頭で合わせましたがクロスバーに直撃。
しかし縦に走り込んできた有吉が、クリアミスのこぼれ球を見逃さず、
強烈なダイレクトシュートがゴールの左下に吸い込まれました。
有吉は今大会初ゴールを決め、これにより先制。
有吉はベテランに混じって1次リーグから活躍している、フレッシュな選手です。
この大会では守りのみでなく、右サイドを突っ走る脚力により、
何度もチャンスを作り出しています。
さらに後半33分にはパスのコンビネーションで追加点を奪取しました。
後半途中からフィールドに立ったFW岩渕が、中央から左の大儀見にパス。
宮間が中央へ折り返すと岩渕がスルーし、待ち構えていた阪口が2点目を決めました。
オランダもW杯初出場ですが、1次リーグを3位で勝ち上がってきた力のあるチームだけに、
日本を苦しめました。
平均170センチの長身から繰り出す速攻は強烈です。
後半ロスタイムには1点を返されましたが、
なでしこジャパンのDFは最後までよく守り切りました。
最後はレジェンド澤を投入して活を入れ、気持ちを引き締めて勝ちきることに成功。
ロスタイムに1点を奪われた場面は厳しかったですが、
得点力もあり守備もしっかりしているので大丈夫でしょう。
連覇に向けて一歩一歩前進していってほしいです。
次の試合が今から楽しみですね。
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