「サザエさん」磯野フネ役の声優 麻生美代子から寺内よりえにバトンタッチ [アニメ]
http://haikyo.co.jp/profile/profile.php?ActorID=131より引用
フジテレビのアニメ「サザエさん」の磯野フネ役が、
麻生美代子さん（８９）から寺内よりえさん（６２）にバトンタッチ
されることになりました。
「サザエさん」の中で麻生さんの声が聞けるのは、
９月いっぱいということになりました。
１０月４日の放送から寺内さんに交代します。
麻生さんは１９６９年１０月５日の第１回放送から、なんと
４６年間に渡って磯野フネ役を勤めて来ました。
麻生さんの年齢を考慮して、番組が４７年目に突入する
タイミングでのバトンタッチすることになりました。
半世紀近い期間、ずっとフネ役をやって来られたというのは
本当に凄いことです。
物心ついた時からサザエさんを見て育った人も多いでしょう。
磯野フネの声と言えば麻生さんの声が当たり前になっていますね。
しかし、他の声優さんにも言えることですが、長寿番組には
高齢化の問題が避けて通れません。
同じく放送開始からのメンバーで、サザエの声を務める
加藤みどりさんは現在７５歳、タラオ役の貴家堂子は現在
７４歳だそうです。
波平を演じた永井一郎さんは、昨年８２歳の時に心不全で
急逝しました。
生身の人間である以上、残念ですが仕方がありません。
他の長寿番組の声優交代としては、「ドラえもん」の例が
ありますね。
ドラえもんの時は、０５年に主要声優を一挙交代しました。
サザエさんの場合は、マスオ、カツオ、ワカメなどの声優が
少しずつ交代しています。
番組によって、又はテレビ局によって方針が違うのですね。
さて今回、磯野フネ役をバトンタッチする寺内さんは
劇団昴に所属していて、舞台をはじめ、アニメ、洋画吹き替え
などで活躍しています。
「サザエさん」の野崎理プロデューサーは「オーディションに
オーディションを重ねた結果、声の質やお芝居を拝見して、
新たな『日本のお母さん』を演じてもらえるのは寺内さんが
ぴったりと思い、２代目フネさんをお願いすることになりました」
と経緯を説明しています。
寺内さんはすでにアフレコも行っており、収録は終始明るい
雰囲気だったそうです。
寺内さんは今回の交代にあたって、
「真摯な気持ちで受け止めております。国民の皆さまに愛され、
４６年の歴史あるこの番組の２代目フネとして、麻生美代子さん
の築かれた日本の母の姿を大切に受け継いでいけたら、と身の
引き締まる思いでいっぱいです」とコメントしています。
麻生さんの演じるフネは、９月２０日、２７日の残り２回と
なりました。
しかし、少し良いお知らせもあります。
麻生さんはテレビ東京の番組「和風総本家」のナレーションを
担当していますが、今後もこれまで通り担当することが分かり
ました。
同番組の構成を担当する放送作家の伊藤正宏氏（５２）が
自身のツイッターで明かしました。
今後も味のある麻生さんのナレーションが聞けるので、まずは
一安心です。
これからも麻生さんには、元気に活躍してほしいですね。
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