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【訃報】加藤治子さん92歳=女優、寺内貫太郎一家の母親役 [芸能]

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http://blogs.yahoo.co.jp/hati3591/55099896.htmlより引用

昭和の人気テレビドラマ「寺内貫太郎一家」に出演して、
おっとりとした母親役などで親しまれた女優の加藤治子
(かとう・はるこ)さんが11月2日に亡くなられました。

享年92歳だったそうです。

葬儀は近親者で営まれました。



東京都生まれで、松竹少女歌劇団を経て1939年、東宝
映画に入り、当時人気絶頂の榎本健一らと共演しました。

41年には、劇作家の加藤道夫、俳優の芥川比呂志らの
「新演劇研究会」に加入し、46年に加藤と結婚しました。

49年に合流した「文学座」で、加藤作「なよたけ」の
ヒロインなどを演じたそうです。

53年に加藤と死別。その後、俳優で演出家の高橋昌也と
再婚しました。

63年、高橋らと劇団「雲」を結成し、「ヘンリー四世」
「トロイアの女たち」などに出演しました。

しかし、74年に離婚。退団してフリーとなりました。

64年のTBS「七人の孫」からテレビドラマ出演が多く、
向田邦子が脚本を手がけた「寺内貫太郎一家」「だいこんの花」
「阿修羅(あしゅら)のごとく」などに出演し、これらは
加藤さんの代表作と言っていいでしょう。



加藤さんといえば着物姿がとてもお似合いで、温かさと芯の強さ
を秘めた昭和の母親役で人気でした。

何か人をほっとさせてくれる安心感がありました。

2001年には初舞台から60年を迎え、新国立劇場「こん
にちは、母さん」(永井愛作)の母親役を演じ、紀伊国屋演劇賞
などを受賞し、翌年には勲四等宝冠章を受章しました。

テレビで見る穏やかな雰囲気からは想像できない実力派の
女優さんだったのですね。

だからこそ、「昭和のお母さん」を見事に演じられたのかもしれ
ません。

近年では、テレビドラマ「こんにちは、母さん」(07年
・NHK)や、森田芳光監督の「わたし出すわ」(09年)
、山田洋次監督「おとうと」(10年)などの映画に出演して、
情感豊かな演技で作品に奥行きを与える存在でした。



ほんの数年前まで、元気に活躍されていたのですね。

すばらしいことだと思います。

たくさんの人に安らぎを与えてくれました。

本当にありがとうございました。

ご冥福をお祈り申し上げます。


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